北上いちご園

  1. 北上いちご園が直接販売にこだわる理由
    1. 市販のいちごの購入をオススメしない理由
    2. 市販のいちごが完熟で出荷されていない理由とは?
    3. 市販のいちごが美味しい状態を保つのが難しい理由とは?
    4. 北上いちご園が完熟のいちごにこだわる理由とは?
    5. あなたにある2つの道
  2. 一語(いちご)では語れない、美味しさへの7つのこだわり。
    1. 健全な苗の育成
    2. 大型鉄骨ハウス&高設栽培
    3. 最適な生育環境コントロール
    4. 葉の健康
    5. 天敵の活用
    6. 観察
    7. 完熟いちご

北上いちご園が直接販売にこだわる理由

市販のいちごの購入をオススメしない理由

出荷前のいちごパックの写真

あなたは普段食べているいちごの味に満足していますか?

あなたが普段いちごを買う場所はどこでしょうか?


恐らく、9割近い方が「近所のスーパー」と答えると思います。


「近所に美味しいいちご屋さんがあるからそこで買っている」


と答えた方は、もうこれ以上読み進める必要はありませんが、


そうではない方・・・・今までこんな経験ありませんか?



【いちごが痛んでいた・・・】


【いちごにカビが生えていた・・・】


【いちごにキズが付いていた・・・】


【いちごが美味しくない・・・】



そんな苦い思い出ありませんか?



私たちもいちご農家になる前は、あなたと同じ立場でいちごを買っていました。


同じ様に、苦い思いをしました。



しかし、今でこそいちご農家の身としてハッキリと断言できます。


「美味しくないいちごなのは当然でしょ」と。


「そんなの当たり前でしょ」と。


「無理もないでしょ」と。



なぜ、断言できるか?



それは、実際にスーパー等の小売り店に収穫したいちごを出荷していた経験があるからです。


そして、実際に2~3日前に収穫したいちごを販売していました。


だからこそ断言できるのです。

市販のいちごが完熟で出荷されていない理由とは?

スーパーのいちごパックの写真

あなたはご存じでしょうか?一般的な流通品のいちごが2~3日も前に完熟する前に収穫されている事実を。

一般的に流通しているいちごは、完熟に熟す前に収穫し、出荷する事が常識となっています。


甘味が乗り切る一歩手前の硬い状態で収穫されているのです。



なぜ完熟に熟す前に摘み取られているのか? 理由は2つあります。



1つ目、「長距離輸送に耐えうるいちごの硬度が必要になる事」。


2つ目、「売り場に陳列されている間にいちごが日持ちする事」。



いちごを食べた時のあなたの笑顔よりも、味よりも、大事なのは硬さと日持ちが最優先。


どちらかというと、あなた目線で摘み取られたいちごではなく、


輸送の観点や日持ちの観点から、売る側の目線で摘み取られているいちご・・・といっても過言ではないでしょうか?



それに、収穫後2~3日かけて売り場に辿り着いた後、あなたが手に取るまで更に時間が経過しています。


値引きのシールが貼られる頃には、収穫後1週間もの時間が経っている・・・なんてことも有り得るのではないでしょうか?


これが、小売店等に並んでいるいちごの現実、実態ですが、



どうしても完熟状態のいちごは、どこでも手に入るような仕組みにはなっていないんです。


残念ながら、これだけではありません。

市販のいちごが美味しい状態を保つのが難しい理由とは?

長距離輸送の写真

あなたにいちごが届くまでの4つの壁

一般流通品のいちごをあなたが食べるまで、どれほどの距離を運ばれてい来ているのでしょうか?


少なくとも数百キロ離れた場所からトラックで運ばれてくるいちごがほとんどです。


あなたのお口にいちごが入るまで、およそ4つの壁があるんです。




1、【一度目の壁】収穫されたいちごはパックに詰められた後、輸送され、一旦市場に集められます。


2、【二度目の壁】市場から小売店に2度目の輸送を経て、店頭に並びます。


3、【三度目の壁】お店でたまに、いちごのパックを裏返している人を見かけた事はありませんか?


店頭に並んだ後に何度か裏返されていた場合、どれほど傷みが進むのかは図り知れませんよね?これが三つ目の壁です。


4、【四度目の壁】レジを通過した後、自宅までの3度目の輸送を経てから初めて自宅にいちごが到達する。



さて、あなたのお口にいちごが入る瞬間には、果たしてどんな状態になっているでしょうか?


何度も輸送しているうちにキズだらけになっていてもおかしくありませんよね?



このように、一般流通品としていちごを出荷する場合は、どうしても美味しい状態のいちごを届けることは難しい問題になっています。


あなたに美味しい完熟いちごを届けるために

北上いちご園が完熟のいちごにこだわる理由とは?

完熟いちごの写真

ぜひ一度食べて欲しい味、完熟の甘いいちご

美味しいいちごが食べたい・・・美味しいいちごをプレゼントしたい・・・


新鮮ないちごを食べたい・・・新鮮ないちごをプレゼントしたい・・・


完熟のいちごを食べたい・・・完熟のいちごをプレゼントしたい・・・


キズのないいちごが欲しい・・・キズのないいちごを届けたい・・・


あなたに、そしてあなたが喜んでほしい方に、


「おいしいっ!」


と喜んでほしい。感動して欲しい。


この想いに応えるために、私たち北上いちご園は完熟で甘くて美味しいいちごをお届けできるよう、販売方法を工夫しました。



完熟のいちごはとても柔らかく、キズが付きやすく、日持ちも難しく、非常にデリケートなのですが、


店頭直売所・出張産直所では、食べるのに最適な状態まで完熟に熟したいちごを、摘み取りに最適な時間帯の早朝に摘み取り、午前10時に当日販売。


当日に摘み取ったいちごのみを販売しています。


完熟と美味しさを追求した販売方法であなたに提供します。



私たちは、これらの販売方法のみでお客様に完熟のいちごをお届けします。




なぜそこまで完熟にこだわるのか?


ちょっと考えてみてください。



何かを得るには、何かを犠牲にしなければなりませんよね?




完熟のいちごがあなたの笑顔や、あなたが喜んでほしい方の笑顔に代わるのであれば、



未熟のいちごは犠牲になってもらった方がいいですよね?



本来、農家だからこそ美味しくない作物は犠牲しなければいけません。


ですので私たちは、完熟ではないいちごは一般流通させない覚悟で運営しています。



いちご農家として、栽培のプロとして、


美味しい作物を農家が自ら直接お届けし続けられるのであれば、


「農家明利に尽きる」


と考えています。


そのために私たちは、もっと美味しいいちごを作れるように、これからも地道にいちご作りを続けて行きます。


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あなたにある2つの道

今、あなたの目の前には2つの道があります。一つは、これまでご紹介した当園の朝採り完熟いちごを家族みんなで楽しむ道。
もう一つは、このページを閉じてこれまで通りスーパーのいちごを買い続けていく道。



もし、直売所までの距離が遠く、「そこまで足を運べない!」のであれば、二つ目の道を選び、これまで通りスーパーのいちごを買い求めるのもいいでしょう。



でも・・・



せっかくここまでご覧いただいているあなたであれば、一つ目の道を選んでみてはどうでしょうか?



あなたはどちらの道を選ばれますか?

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一語(いちご)では語れない、美味しさへの7つのこだわり。

いちご作りのこだわり

北上いちご園のいちご作りは、美味しいいちごをたくさん作る為に7つの事にこだわって栽培しています。

いちご苗の写真

1、健全な苗の育成

【いちごの一作は、苗の出来で決まる。】

農業には、苗の出来が一作の出来の半分を決めてしまう事から、「苗半作(なえはんさく)」との言葉が存在します。

いちご栽培では、苗作りだけでも1年間の期間を必要とします。
作物の中でも苗作りの期間がとても長い為、
いちご栽培では「苗八作(なえはっさく)」とも言われ、苗作りは非常に重要な栽培期間であり、栽培の要であると考えています。

当園の苗作りは、毎年4棟の育苗専用ハウスで、約25000本のいちご苗を栽培しています。

高設栽培の写真

2、大型鉄骨ハウス&高設栽培

【広々空間 大型鉄骨ハウス】

天井までの高さは約8メートルにもなり、広々とした、解放感のある設計です。
空気層が多い為、急な温度変化を防ぎ、いちごにとっても過ごしやすい空間になります。
同時に、人間にとっても過ごしやすい空間にも繋がっています。

【いちごが摘み取りやすい 高設栽培】

高設栽培とは、約1メートル程の高い位置で作物を栽培する設備です。
いちごが高い位置に、それも空中にぶら下がっていちごが実る為、いちごに土が付かずに衛生的です。
ハウス内の足元も平ら。かつ、全てシート敷きの為、足元が汚れません。雑草もなく砂ぼこりも立ちません。
通路も広い設計(約1メートル)なので農作業者は元より、いちご狩りのお客様に喜んでいただけるような設備にしています。

環境制御装置の写真

3、最適な生育環境コントロール

【植物の栽培の基本は光合成】

植物の生長に欠かせない栽培の原則は、光合成にあります。
いちごが持っている本来の力を最大限に引き出す為には、光合成を最大化させる事にあります。

当園では、いちごのハウス内を、いちごにとって最適な生育環境になるように、
気温、地温、湿度、二酸化炭素濃度、飽差等をコントロールしています。

主観的になりがちな栽培を、生育環境のモニタリングによって集まったデータを数値化。グラフ化し、可視化したデータを元に、
客観的視点を持っていちごと対話することと、日々の改善を繰り返す事で、更なる品質向上を目指しています。

いちごにとって最適な生育環境を作ることで、寒い冬にも甘くて大きいいちごが実るようになり、
12月~6月の約半年間もの間、いちごが実り続けられるようになります。

同時に、作物の病気の防止にも繋がるので、農薬の使用を極力減らした栽培に直結すると考えています。

パソコン画面の写真

ハウス内モニタリング、環境因子の数値化

温度、湿度、飽差、二酸化炭素濃度等の環境因子データを数字で判断し、栽培に役立てています。

暖房機の写真

暖房機&換気装置

ハウス内のいちごの株にとって最適な環境を作る為、温度、湿度をコントロールしています。

いちごの葉の写真

4、葉の健康

【いちごの葉は"光を集めるソーラーパネル"】

いちごの葉は、植物体の組織を作る為には欠かせません。なぜなら、光合成や呼吸をする器官だからです。
この"葉"の状態を健康に維持することが、最終的にいちごの実に反映されると考えています。

いちごの葉の健康の為には、この大事な葉を減らす事もあります。
新たな葉の展開を促したり、発根を促したり、不要になった葉は早めに除去することがあります。
葉が失われる代わりに、いちごの株同士の風通しを確保することで病害虫の被害を未然に防ぎます。
何よりも、いちごにとって過ごし易い空間を作ることを優先します。

当園のいちご作りでは、葉の手入れをスタッフ全員が1年中手作業で行っていて、手間暇を惜しまず、愛情を注いで健康維持に努めています。

ipmの写真

5、天敵の活用

【"安心安全ないちごを作るために】

農薬の使用を極力少なくする為にハウス内の環境制御と合わせ、害虫駆除には農薬ではなく、
天敵を用いた生物農薬を活用し、IPM (総合的病害虫管理) を通じて害虫の発生を未然に防ぎ、安心安全ないちご作りに取り組んでいます。

※総合的病害虫管理 IPM(Integrated Pest Management)
人の健康に対するリスクと環境保全を重視したものに転換することにより、消費者に支持される食料供給を実現すること。(農林水産省による)

観察の写真

6、観察

【作物の観察を制す者は、栽培を制す】

「作物は、人の目が無ければ育たない」。

いちご作りの要は、最初も最後も機械ではなく人の目が大事になります。
観察は、作物を育てる上では最も基本的な事であり、応用化するにしても必須な事です。
作物の健康状態を見極めるには、あらゆる視点から観察することにあります。

いちごの色、いちごの葉の照り具合、水分状態、肥料濃度、ハウス内環境データ、そして過去、現在、未来の時間軸を踏まえた考察による総合的な判断。そして情報整理、分析し、最終意思決定を人間が実行する。

栽培技術の真骨頂、全ては"観察眼を持っているか否か"にあると考えています。

当園は、100年以上続く稲作を受け継ぐ代々の農家ですが、"観察"に関しては人一倍口うるさい事も同時に受け継がれてきています。
これからも日々の作物の観察から、常に今のいちご以上のものを作るために、日々、観察眼を磨き続けています。

葉の裏の観察写真
開花の観察写真
実り具合の観察写真
完熟いちごの写真

7、完熟いちご

【"真実"のいちごの姿を目指して】

皆さんが普段目にする、スーパー等の量販店に並んでいるイチゴは、何日前に収穫されたいちごなのか知っていますか?

一般的流通品のいちごは、【棚持ち】といって、いちごが日持ちするように”完熟する前に収穫されています”。
なぜ、完熟する前に収穫されているかというと、生産者の収穫⇒パック詰め⇒出荷⇒市場⇒販売者⇒消費者の過程で、
輸送時の傷み、鮮度劣化がどうしても進んでしまう為、硬くて日持ちのする状態を最優先されたいちごになります。
なので、どうしても完熟に至る前のいちごしか流通していません。

当園では、本物のいちごの状態である【完熟で甘くて美味しいいちご】を食べていただきたいという思いがあります。
その思いを実現する為に、【いちご狩り】、【店頭直売所】、【出張産直所】、のみの販売に絞り、最高の状態のいちごだけを提供する販売方法となっています。

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岩手県 北上市 町分2-70
TEL:070-5479-1583
営業時間:AM10:00~PM15:00(いちご狩り最終受付14:20)